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2013年01月01日

2013年 お年賀です

2013年 お年賀です

明けましておめでとうございます。

2013年 お年賀です



この冬は早くから雪が降り

Snowy な日々が続いております。



去年の暮れに Fish Eye トイカメラを買った。

2013年 お年賀です



フィルムカメラで何枚か撮ったがまだ現像していない。
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それから2台目のデジタル一眼レフカメラを買いました。

OLYMPUS 初代PEN Miniでミラーレス

ボディーキャップレンズ付きのもので

2013年 お年賀です


2013年 お年賀です



トイカメラ風に バンバン撮りまくっています。



2008年に OLYMPUS のミラー一眼 E-510 を買って以来のもの

E-510の2本のズームレンズが アダプターを嵌めれば使えるので

アダプターを購入して試し撮りをしてみたが

やはりボディキャップレンズだけで撮影するほうが

片手でバチバチ撮れるのでとても面白い。

このカメラはフランジバックが20mmと短いので

アダプターを揃えればほぼ全てのアナログレンズが使える。

さっそく OMレンズ用のアダプター

M42マウントアダプターを買った。

過去 ペンタックスSPからオリンパスのOM

Minoltaのα9000も使っていたが

全て手放してしまったので 

新たに中古のOMレンズとM42レンズを買った。

最近のカメラやレンズはプラスティックでできていて

軽くて安っぽいが 昔のものはメタル製でずっしりと重い

その重みや質感がとても良い

で 今年は 写真に昂りそう です。

2013年 お年賀です


2013年 お年賀です



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私たちシルクスクリーン製版の仕事は

白黒のフィルムが不可欠です。

でも 時代の流れからフィルムが無くなる方向に動いています。

使うフィルムは白黒写真のように階調のあるグレースケールではなく

白黒2値のフィルムです 

この白黒2値で階調を模擬的に表現しようとすると

網点処理するか インクジェットプリンターのように

ディザで処理するしかありません。

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今の様にコンピューターが導入される前は

製版カメラというでかい蛇腹のカメラを使っていました。

写植屋さんというのがあり文字を打ち込み

印画紙に焼いたものを紙焼き原稿といって

それを製版カメラでフィルムに焼き直していました。

アグファ・ゲバルト社のカメラでしたが

随分前に処分しました。

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次にドイツのフィルム出力機を購入しました。

これは 小さな一インチくらいの高輝度ブラウン管で

フィルムに画像を焼き付けていきました。

フィルムはガラスの上にフラットでセットして

下からブラウン管がXY方向にフラッシュしながら動いていく機構でした。

アミガのコンピューターが中にセットされていて

DOSでドライブするタイプでしたが

なにせ ドイツのマシンで頑固に作られていて

動きも頑固で暴走したら止まらない代物でした。

当然 暗室に置かれていて 作業している明室とは別の場所なので

暗室にマイクを取り付け 明室で音をモニターしていましたが

時々マシン暴走がおこります。

それは ターミネーターみたいなもので 

電源を切るまで猛進しております

電気に詳しい友達と朝まで修理したことが何度もあります。

これは 何年か後にスクラップ ターミネーターの末路でした。
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次は 当然 日本のメーカーのフィルム出力機ですよね

大日本スクリーンのイメージセッター

ボックスが暗室になっていますので

明室での作業が可能です。

露光はレーザー光で焼き付けて 出力スピードもすごく早い。

これもフィルム方式ですから露光、現像,定着,水洗の工程は不可欠です。

このイメージセッターは現在も使っていますが

この手のイメージセッターはもう新規では作られていません。

フィルムもコダックは生産をやめ

アグファフジフィルムのみが供給していますが

フジフィルムは価格を大幅に値上げし 

生産もいつまで続くかは解らない現状です。

何年か後にはフィルムレスの製版になります。
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フィルムカメラの話に戻します。

最初の一眼レフカメラはアサヒペンタックス SP

スクリューマウントのねじ込み式交換レンズでした

白黒の写真が主で 近所の写真屋さんが現像してくれました。

今みたいに 大量に高速に処理するマシンはなく

人による手焼きでのプリントでした。

そのうち僕も ステンレスの現像タンク

現像セットを揃え、引き延ばし機も購入し

自宅でプリントまでやりましたが

本格的な暗室はなかったので

ちゃんとしたプリントはできませんでした。

カメラはオリンパス OM 、ミノルタαと移行しましたが

デジタルに移行して すべての機材を売りました。
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そして今はデジタルカメラでそれらの

アナログレンズを使おうとしているのですから

時代は一巡りしたのかも知れません。

デジタルはお金もかからないし綺麗な写真がとれ

編集や整理や加工が簡単にできますが

どこか物足りなさを感じます。

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昔の フィルムで撮った写真を整理していると

こういう写真は絶対にデジタルでは撮れないという写真があります。

たとえば こういう写真です。

2013年 お年賀です


2013年 お年賀です


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2013年 お年賀です


2013年 お年賀です



こういった写真がデジタルボディにアナログレンズをつけて

とれるかどうかはわかりませんが

少しでも近付ければと思っています。

もともと綺麗な写真を撮りたいとは思わないので

どこまで ボケと味のある写真が撮れるのか

今年の 楽しみでもあります。

最後に Pen Mini Body Cap Lens で撮った写真です。

パンフォーカスで撮るとなかなかな写真が撮れます。

2013年 お年賀です


2013年 お年賀です






それでは 皆さん よいお年を




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