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2018年02月18日

KNZW673 180218 院内 report

今日は日曜日 午前中に 身内の皆 が来てくれて

一同 馬鹿話し 大変 楽しかったです。

やはり 人は おおいに話し 笑わないといけません

気力も大事だし 逆に 緩める事も大事です。


土日は治療が無いので 体をゆっくり休めて回復することにする

といっても 副作用はまだ出ていない。

朝一番、朝食の前に 6階から10階まで早足で階段をのぼる

4階を一気に駆け上がると結構つらい。

で10階で一休みして降りてくる

この病棟 10階まで病室がある。

11階は屋上で 出口のドアは 鍵がかけられ ロックされている。

病室、デイルーム 等 全ての窓はロックされている

自殺防止の為である。

さて ここで ちょっと考えてみた

この建物で 何かあった時 どうするんだろう?

地震があっても むしろ外にでない方が安全

津波はこないだろうが たとえきても高いところなので安全

こわいのは 火事だ それも 下の階の出火

火災検知器とスプリンクラーはかなりの数が設置されていて

ときどき メンテナンスと動作確認に見回っているようだ

各階 手持ちの消化器が10台くらい設置されていて

大型の 消火栓の設備も各階に数台備わっている

エレベーターは 各階中央に一般用4台 ベット用大型のが4台

非常用のエレベーターが 東西両サイドに各一台、計2台 配膳用エレベーターが中央に2台

階段は 中央に一カ所 非常用階段が東西の端に各一カ所 計三カ所

この非常階段は通常時使用禁止になっているが非常時の為 施錠はしてない

目の届かない 唯一 絶好の喫煙場所だが 喫煙禁止の張り紙が貼ってある

1階には防火センターがあり モニター等で常時ウオッチしている

2階から10階まで9フロアーが患者用の病棟であり

この東西棟全階で10,000人くらい 内患者が8,000人くらいいると推測する。

さて ここで 下の階から出火があったとする

エレベーターは全てストップしているし 動いていたとしても使うのは危険です

さあ どこからどうして逃げるかになります

この時 各階スタッフがどう判断し どういう行動と誘導をするのかが鍵になると思います

患者の中には歩けない人も沢山居ますし、車いすで階段は降りれません

それに 階段は 火や煙の吹き上げ通路になっているかもしれません

各階の階段のドアは 通常は開いていますが 非常時の防火扉にもなります

窓から外は見えますが 窓は施錠されており はしごも無い

二重窓でも打ち破る事はできますが 6階から飛び降りる事はできません。

まず 火の手の少ない側の病室の二重窓を打ち破る

次に 病室のベットのマットを可能な限り集めて地上に落とす

下に人が居てくれれば 纏めて重ねて大きなマット台を作ってもらう

飛びおりることが出来る人は そこにめがけて飛び降りる

病室のカーテン、シーツをかき集め ロープを作る

窓際にベットを固定し作ったロープをベットにくくり付けておろし

ベットを踏み台にして窓を乗り越えロープを伝って降りる

でも 体力のある人はそれでもいいが 歩けない人が多い

11階の屋上出口のドアの鍵を開けてもらい 階段はおんぶしてもらい

屋上に出て 消化と救援を待つか

たぶん 事が起きた時は パニックになっていて冷静な判断は出来ないでしょう

だから 今 考えておくこと と 定期的な訓練が必要だと思う

日頃行われている避難訓練は 災害が発生した時充分役に立つかとおもうと

正直 疑問に感じる。 せめて 最悪 自分の身だけは自分で守らないと

暇なもんだから こんなこと市場調査してシュミレーションしてるが

そのうち いい方法が見つかった

これは この病棟の構造的特殊性によるところですが

この 入院病棟と外来病棟は 2本の渡り廊下で繋がっている。

その渡り廊下は 4階まであるので 中央の階段が通行可能であれば

4階まで降りて 渡り廊下の通路を通って外来棟に避難するのが一つ

それが 出来ない場合

渡り廊下の4階の屋根に降りて 屋根伝い外来病棟に避難する

中央の寝台用のエレベーターの向かいの部屋(カンファレンス・ルーム)の窓を破り

渡り廊下の4階の屋根に降りることは簡単にできる

この方法が 最も安全で早い脱出方法だと思う。

KNZW673 180218 院内 report

6階の自分の病室からのスナップ 屋根をつたって行くと先の棟に入る梯子がある

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こういった 災害による事故への対処方法は時間がないだけにあらかじめ考えておく必要がある。

救済の設備や備蓄は整っているとか 誰かが助けてくれる とかじゃなく

もし起きたらどうするかを考えるべきですが

みなさん まさか自分の身に そんなことが起きる筈が無いと思っている。

今回の 福井の豪雪による自然災害も

現場の除雪用ブルの人々民間の業者の人も含めて 寝ずに毎日ハードな仕事をしているのに

行政(司令塔)は まともに動いていたとは思えない

作業をされた人々の声さえ 聞いた事が無い。 

政府への 災害援助金の要請ばかりにやっきになって

自分達の責務を充分果たしているとは思えない。

この2週間くらいの間にどれだけの不都合があったかは

福井県民が 痛い程 知っている

56豪雪の経験も活かされていないし、今回の経験も次に活かされる事はないだろう。

全国ニュースで 福井ー加賀間の 1500台の数日間のストップ(渋滞ではない)

全国ニュースに載ってしまった以上 これは 福井の行政の恥だとばかり

あらゆるブルをそこに集中させ、自衛隊まで出動した。

ニュースで報じられたのは 地域住民やお店の人達の炊き出しボランティアのみ

いったい 彼らは 何をしてたのか

ブルが その地に集中したおかげで

市内で ブルを全く一台も見なかった日が 2〜3日あったと聞いております。

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自然災害のみならず 社内のネットワーク等のトラブルも

災害のように 予期せず 突然やってくる

最終的には業者の応援を待つしか無いが

応急的に対応のとれるスキルを持った人が社内に居ないと大変な事になる

この スピード優先のご時世 一日、いや一時間でもストップすれば

大きな損害を生む事になる。

起きた場合の 優先項目とバイパスを用意しておく必要があるし

日頃の メンテナンスと必要な予備を用意しておく必要がある。

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今日はなにやら 暇に任せて こんな事を考えてみました

気力 緩める に加えて 怒る のも必要かな ということで

また ネ


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